
今年は、どの選手が優勝するのでしょう


以前は「初出場の選手は決定戦で優勝できない」というジンクスがあったが、07年の第22回大会で吉川元浩が優勝を飾り、前回大会でも初出場の中島孝平が制したことで、このジンクスは色あせましたね。
枠番抽選が最も重要なポイントです

初日の1号艇が約束されている池田浩二(愛知)と瓜生正義(福岡)の2選手が有利ですが、ほかの10人に大きな差はないですね。6号艇勝率の高い峰は、面白い存在になるのでは


シリーズ戦は複数回優勝した選手が多い。
井口は、津周年優勝、全日本選手権準優勝と、決定戦組にも負けない勢いがある。
井口に負けぬ勢いを持つのが大嶋一也(愛知)で、チャレンジカップを面白くした最大の功労ですね。
1戦1戦、自ら闘志に火をつけて臨む今村豊(山口)、一発長打に期待して秋山直之(群馬)を狙うか。
今年はその山崎に勢いがないのは残念


二マークで、スタンドに向かったときに真正面から風を受ける。引き波が残っているのに加え、風を受けるとバランスを崩す。プロペラがしっかりと水をつかんでいないと、ボートが暴れてしまう。「出足が良い」「乗り味が良い」といったコメントをしている選手なら2マークの難所も乗りこなせるが、そうでない選手は着順を落としそう。

決定戦のモーターは、選ばれた12機。大きな性能差はないので、あとはプロペラ調整の良否が鍵を握る。ターンで着順を上げている選手は、住之江の水面に合った調整に正解が出ている選手である。
賞金王決定戦で強力モーターを使う関係で、シリーズ戦は低勝率機も使用される。モーターの性能差は大きく、舟券作戦の立て方も全く違うものになる。