【総理大臣杯競走】
SG競走の一つ。前年の優勝者、前年の賞金王決定戦優勝戦出場者、前年のSG、GTの優勝者、優勝回数上位の選手が出場する。

多摩川といえば、「日本一の静水面」と呼ばれるが、実際はかなり波が残る。進入固定レースを全レースでやったことがあるが、その時に問題になったのが、2マークの引き波対策だった。想像以上に波が残った。今でも、スタート展示から周回展示へと移るときには2マーク近辺に波立つ。淡水特有の硬い波である。これが曲者なのだ。
競艇のターンは、フィンでボートの横流れを止めておいて、モーターで水を押すようにしてターンをする。モーターに力があれば、波を押しつぶしながらターンできるが、力がないと波の反発を受けてボートが暴れる。その1点に注目するだけでモーターの仕上がり具合が分かる

今回の総理大臣杯では周回展示の2マークに注目してほしい
ターンの後半部でボートが突き上げらていれば「×」、スムーズに直線に向いていれば「○」を出走表に記録しておく。そして「○」のついた選手を軸して3連単を組み立てるだけである。
・「○」が1艇なら、その選手を1着軸にして、
外コースへと舟券を広げる。
・「○」が2艇なら、2艇を折り返して、流し買い。
・「○」が3艇なら、ボックス買い。
・「○」の該当がなければ、手を出さない

